写真展 関東周辺 野鳥の四季
大野山 まきば館 2008年1月
   エナガ 神奈川県・相模原市道保川公園 2005年12月

目がくりっとしていてかわいらしいエナガ。繁殖期以外はシジュウカラなどのカラ類との混群で行動する姿をよく見かけます。巣はクモの巣などを利用するようで、この鳥もその準備中のようです。
   コゲラ 神奈川県・平塚市の丘陵 2006年12月

枯れ木に巣作りの最中のコゲラ。日本ではもっとも小さなキツツキでギーと鳴きながら木をよじ登りながらエサを探しています。身近な公園でも見ることができます。

   ミソサザイ 群馬県・伊香保森林公園 2007年12月

小さな体の割に大きな声でさえずり縄張りをまわっています。そこまで大きな声を出さなくてもいいのに、疲れちゃうよ・・・と思ってしまいます。
   コサギ 神奈川県・大和市泉の森 2006年5月

春、キショウブの咲く池ではコサギが足を震わせながらゆっくり歩いています。泥を震動させて泥の中のエサを追い出しているのです。
   ビンズイ 長野県・霧ヶ峰 2007年7月

夏、高山植物の咲き乱れる高原ではビンズイなどの夏鳥が子育てに大忙し。エサをたくさんくわえて、ヒナの待つ巣へ行きます。
   ノビタキ 長野県・霧ヶ峰 2007年7月

その名の通り、開けた草原に飛来する夏鳥。長野県の霧ヶ峰ではあちこちでその姿を見ることができます。ニッコウキスゲとノビタキを見に出かけるのが夏の楽しみ。

   ゴジュウカラ 山梨県・山中湖 2007年12月

木の幹を自在に動き回る鳥で、木の幹に逆さに止まることもできます。シジュウカラに似ているちょっと大きい鳥だからゴジュウカラとの単純な命名のようです。
   コルリ 山梨県・山中湖 2007年5月

水場に出てきたコルリ。オオルリ、ルリビタキとともに瑠璃色の鳥として人気者ですが、藪の中での行動が多く、滅多に姿を見ることができません。
   コガラ 山梨県・山中湖 2006年5月

山中湖の山中にある水場。ヤマザクラの咲くなか、コガラがかわいらしい姿を見せてくれます。ふわふわした感じの羽毛と、丸い目をしたコガラは私のもっともお気に入りです。
   オオルリ 山梨県・山中湖 2007年5月

オオルリはコルリと似ていますが、種としては遠い関係。コルリと違って木の上での行動が多いようです。きれいな声でさえずり、色、声とも人気があります。

   ミヤマホオジロ 山梨県・山中湖 2007年2月

雪の中のミヤマホオジロ。大陸から冬鳥としてやってきます。ホオジロに似ていますが、ちょっと黄色を入れておしゃれしました・・・といった感じでしょうか。
   ヤマガラ 山梨県・山中湖 2007年5月

大変人なつっこいヤマガラ、手を出すと乗ってくることも。シジュウカラ同様、住宅地の庭先でもよく見かける鳥です。写真はオスとメスのエサの交換、求愛行動のようです。
   ルリビタキ 山梨県・富士山5合目 2006年8月

鳥見を始めた頃、近くの公園でこのルリビタキを見てから鳥見にはまってしまいした。夏は高原に、冬は低地に降りてきて、一年中楽しませてくれます。
   ウソ 山梨県・富士山5合目 2007年6月

フィーフィーと鳴くおっとりとした鳥です。鳴き声が口笛に似ており、口笛を吹くことの古語である「うそぶく」からの命名。
   キクイタダキ 山梨県・富士山5合目 2006年6月

「菊戴」と言う洒落た名前の持ち主。その名の通り、頭に菊の花びらのような羽をつけています。普段は黄色い筋がみられるだけですが、時々その羽をひろげます。求愛行動でしょうか。
   メジロ 静岡県・桶が谷沼 2007年2月

ウメ園では蜜が大好きなメジロで大にぎわい。仲の良い鳥で、目白押しとは本当のことのようです。ウメにウグイスと言いますが、ウメが好きなのはメジロの方。うぐいす色もメジロの方が近い色をしています。

   ジョウビタキ 神奈川県・相模原公園 2006年12月

冬鳥として日本各地の森林や公園などに飛来するジョウビタキ。白い紋が目立つことから紋付き鳥とも。お尻を振りながら飛び回る様子はかわいらしい。

   キビタキ 長野県・戸隠森林植物園 2006年5月

夏が近づくと多くの夏鳥が日本に渡ってきます。夏鳥であるキビタキも日本各日渡来し、子育てをします。バードウォッチャーには特に人気で、鮮やかな山吹色が目を楽しませてくれるのです。

   アカゲラ 長野県・戸隠森林植物園 2007年5月

森林ではアカゲラが木をつついてエサ探し。そのドラミングが森中に響いています。お尻の赤い羽根が目立つきれいな鳥です。
   チュウサギ 神奈川県・座間市の水田 2007年9月

水田や湖沼でよく見かける中くらいの大きさの白鷺。田んぼにこの鳥がいるということはエサとなる虫や魚などがいるためであり、田んぼの生物の多様性を思い起こさせてくれます。