ぼくが高校生の時、美術部に入っていて、そこで使っていたのがホルベインという絵の具。
数年前に色鉛筆を探すまで、それが日本製だとは知りませんでした。
大阪にあるホルベイン工業株式会社という画材メーカーの製品なのだけど、ホルベインという名前はルネサンス期のドイツの画家の名前なんですね。
いろいろ見ていると、画材メーカーや画材の名前には画家の名前が多く使われていることに気づいたのです。
会社名では、大阪のターナー色彩株式会社はイギリスの画家、ターナーに由来すると言われています。
画材では、たとえばドイツの筆記具メーカー、ファーバー・カステル社。
ここの水彩色鉛筆にアルブレヒト・デューラーと言う銘柄があります。
デューラーもやはりルネサンス期のドイツの画家。
オランダではロイヤル・ターレンス社がレンブラントとヴァン・ゴッホという画材のシリーズを出していますね。
レンブラントが高級画材、ヴァン・ゴッホは普及型の画材。レンブラントとゴッホの位置づけ、というわけではないと思うけど?
画材以外にもこういった命名があるのかな?
あったら教えてね。
と、全くどうでもいい話なんだけど、ぼくとしては名前の付け方って結構、興味があるの。
カメラメーカーではコニカと合併する前のミノルタ。これは「実る田」から、キヤノンは「観音」に由来するって、有名な話。
サンリオは「山梨」からとかね。
面白くない? ・・・ だよね(^_^;)