三菱の240色入り油性色鉛筆 もったいなくて使えないね
最近、ある雑誌に鳥の絵を描くことになったのです。
学生の頃、油絵や水彩を描いていたことがあるので、要領はわかっているのですが、その勘が取り戻せるかどうか?
もうそのころの画材は無くなってしまったので、仕事の帰りに横浜の東急ハンズに寄ってみました。今のトレンド?は水彩色鉛筆・・・らしい。
色鉛筆と言えばドイツのステッドラーって決まっているんですよ・・・と思っていました。水彩絵の具はホルベインとかね。で一応、ステッドラーのカラト
アクェレルという水彩色鉛筆を買ったのです。
そして、エナガがカエデに止まっている絵を描いたのだけど、結構おもしろい。はまりそーになってしまったのでした。
今回買ったのは24色入りだけど、もう少し色が欲しいな、などと、いろいろ調べ始めたのです。
すると、色鉛筆にもいろいろあって、ものの本によればステッドラーはやや硬質なので初心者には軟質のドイツ・ファーバーカステル社のアルブレヒト デューラーのほうがいいとか、スイス・カランダッシュ社の色鉛筆もいいんだよとか、いろいろあるわけ。
凝り性のぼくとしては、じゃあ一通り試して見ようかと、また画材店に行ってみたのだけど、とても高価なのです。
たとえば、最初に買ったステッドラーのカラト アクェレル24色は標準小売価格が4,620円、カランダッシュのプリズマロ30色が7,245円とかいった感じ。
そしてびっくりしたのは色の多さ。
絵の具の場合は12色あれば、混ぜ合わせることにより、いくつもの色が出せるけど、色鉛筆はなかなか混ぜ合わせた表現が難しいので、色数が多くなる傾向にあるわけです。
東急ハンズのガラスケースに大事そうに入っていたのは三菱のユニカラー240リミテッドエディションと名乗る240色入り。すごいでしょ。標準小売価格が52,500円。飾っておくならいいけど、使うにはもったいないって感じなのです。
もっともさきほどのファーバーカステルのアルブレヒト デューラー水彩色鉛筆は120色入りで、58,800円だから、もし240色入りをつくったら10万円を越えてしまうことになるのです。
この世界にはまったらこわいことになってしまいそうで、後ずさり。
レンズに数百万円をかけているぼくの言えたことでは無いですけどね。
それぞれの世界は深い!と感じた1週間でした。 おー恐。
ステッドラーの水彩色鉛筆 よく見るね
カランダッシュの水彩色鉛筆 いいらしい
ファーバカステルの木箱入り100色水彩色鉛筆 プロに人気らしいよ