何度も行ったことのある湯の丸高原の池の平湿原。
いつもは、湿原めぐりで帰るのだけど、今回は湿原を取り囲む山に登ってみることにしたのです。
うろ覚えの地図をたよりに30分も歩けば登って降りれるだろう・・・と安易に考えたのでした。
湿原を縦断して反対側の三方ヶ峰に向かい、コマクサの群生地や「雲上の丘」を通って出発地に戻る計画です。
そして、飲み水も持たずに歩き始めたのでした。それがねなかなかゴールに着かないの。
ハイキング気分だったのに、高低も結構あって、残暑きびしいし、ふーふーでした。
結局、2時間以上かけて、出発地点に戻ったのでした。
でもね、湿原や稜線ではマツムシソウ、ヤナギラン、アキノキリンソウ、エゾリンドウなどが迎えてくれ、雲上の丘からは信州の山々が雲の上に頭を出している風景に出会い、ちょっと感激でした。
そして、眼下には横からしか見たことのない池の平湿原が広がっていました。
あまり紹介されない湿原と山々ですが、ちょっと山登り気分も味わえ、多くの花々に出会える、まさに雲上散歩です。
一度どう? 水は忘れずにね。
青い空の下、ヤナギランが迎えてくれました
池の平湿原です
エゾリンドウやオヤマリンドウがたくさん咲いていました
稜線から見た池の平湿原
右下の水たまりが鏡池です
湿原の反対側に見える信州の山々
マツムシソウが夏の終わりの日に輝いています
リンドウの咲く稜線
いずれも2008/08/31