秋になると夏鳥は南に帰っちゃうし、冬鳥はまだ来ないので、鳥見には寂しい季節
ところが、鳥業界?では今はシギチの季節なのだそうです
シギチ?ってわかんないでしょ
シギとチドリをまとめて言うらしい
ちゃんと雑誌の見出しのタイトルにもなっています
秋には、そのシギチが渡りの途中に日本に立ち寄るため、水辺での観察に適しているとのことなので、行ってみましたよ
まずは近くの海老名の休耕田
確かにいましたね、ちゃんとカメラマンもいます
次に行ったのが千葉県の谷津干潟、ここにもいます
そして、同じく千葉の三番瀬や東京の葛西臨海公園、東京港野鳥公園など
そこでわかったのが潮の満ち干、満潮の時はいない、干潮をめざせということ
それも干潮から満潮へ移る時がいい、広がっていた鳥たちが寄ってくるのだそうです
シギチ観察の基本らしい
(ついでに魚釣りにも重要な情報のようです)
満ち干は1日に1、2回くりかえすし1週間もすると逆転する・・なんてことも実体験しました
先週の午後、三番瀬では引き潮で遠くまでシギチがいたけど、今週同じ時刻に行ったら満潮でシギチの姿は遠くの杭の上だけ
で、シギのセイタカシギやチドリのコチドリなどは、たいそうかわいいことも知ったのでした!
野山の鳥ばかりを追いかけていたけど、これからはシギチにも注目ね
ついでに日本の干潟は激減しており、ラムサール条約に谷津干潟が指定されたとか、潮干狩りとシギチ観察と、魚釣りが意外なところで繋がっているなんてことも知ったのね
まあ、その世界も興味深いことがいろいろあるんだね
勉強になったでしょ
・・・・・・・・・・・・・
そして、このお話は、筆者の話の種の一つに加えられたのでした(^_^)v
・・・それを聞かされる人の身にもなりましょう(^^;)
セイタカシギ 東京港野鳥公園
2007/9/22
コチドリ 海老名市勝瀬
2007/9/2