先日、横浜へ出張の帰り、ヨドバシカメラへ寄ったのです。
以前三越があったビルそのままを売り場にしたため、とてもデカいお店です。
そこで、三脚売り場に行ったところ、なんとジッツオの三脚が全て(と言ってよいでしょう)置いてありました。
おもわず、よだれが出そうになりました。
ジッツオといえば、泣く子も黙る?フランスの三脚メーカー。
店員さんの話では、ここでモデルチェンジがされ、価格が上がったにもかかわらずよく売れているとのこと。
日本のメーカーが作っている三脚の倍近くする値段。
でも、そりゃ合点がいくお話です。
なぜって聞きたいでしょ? そうでもない・・・でも教えてあげましょう。
主な購買層のおじさんたちはお金を結構持っているのです。
だって、特に値段の張る大型の三脚を買う人は超望遠レンズなど、重く高いレンズをすでに持っている人が多いのです。レンズは100万円もするんですね。その100万円のレンズを支える三脚への出費に何をためらう必要があるのでしょう・・・ということなのです。
で、ぼくもそのレンズを持っているわけですから、当然ジッツオの大型三脚を買いたいと思っても自然の流れと言えるでしょう。ね。
店員さんに、今は日本のメーカーの大型三脚を持っているけど、この同じ大きさのジッツオの三脚が欲しいというと、店員さんは、今それがあるなら、必要ないのでは・・・と冷静なアドバイスをしてくれました。
そうだよなー、と買う気モードの熱した頭を冷やしていただきました。
でも、かわいそうに思ったのか、60ページもある立派なジッツオのカタログを、これでも見なさいと奥から出してくれました。
うん、すごいカタログだ、印刷が凝っている、買ってもいいくらい。
ますます、冷静なアドバイスをくれたヨドバシカメラとジッツオさんが気に入って、ぼくだっていつに日にか・・と決意を新たに家路についたのでした。うう。
追記
ジッツオはフランスの三脚メーカーですが、生産拠点はイタリア。
足には MADE IN ITALY と印刷されています。
日本のメーカの三脚は MADE IN CHINA か MADE IN THAILAND ややこしいでしょ。
また、イタリアにはマンフロットという主に雲台で有名なメーカーがあるけどジッツオとマンフロットは同じ企業グループだそうです。
ためになった?